七転八倒(最終章)

いよいよ、CT室から結果へ。

CT室の前の待合に着くと程なくして中から、検査技師の男性が…
先ず、中に入って思ったこと。
「寒っ!!」
プラスチック製のベッドに横たわってジッとしていると余計に寒い
体を覆う巨大な輪っかの中を、おそらくレンズなんだろうけど、それが動き出すと冷やされた周りの空気が一緒に動き出すので
余計に寒い!!
この部屋の中では、患者が寒かろうが、そんなことは二の次で、「機械を正常に稼働させることが一番なんだろうな~」
「この手の機会に高温は大敵なんだろうな~」などと思いながらジッとしていたのだが、しばらくしたら先ほどの看護師さんが入ってきて
「造影剤」を入れますからね~
だって。

 「造影剤を入れると体が熱く感じますが大丈夫ですからねっ!!」

この寒さには丁度いいかもなんて、お気楽に思っちゃっていたら。
造影剤投入後数秒して背中⇒腰⇒頭⇒足を熱くなってくるではないか!!
「血液ってこんなに早く全身を駆け巡るんだ~」
って、感心しちゃった(笑)

CTの後は、「もう一度、腰周りのレントゲンを撮りますから」と。
レントゲン室で一枚「パチリ」

これで、検査は一通り終了。
あとは、結果を聞くだけなのだが、この時点でとうに昼は過ぎていて、おなかペコペコ。
腕に刺さった針を取り除く看護師さんが「気分は悪くないですが?」なんて聞くもんだから思わず
「大丈夫ですが、おなかがペコペコです」なんて言ったら、ニコッとして「検査結果が出るまでに時間があるのでご飯食べて来ていいですよ」っと。
院内の有る、イートイン付きのコンビニ的な店に行って昼食タイム(笑)

不思議なことに、この大病院に来てから、あんなに昨晩痛かった脇腹、何も無かったかのように「違和感」すら感じられない??
病院に来て「結石」も恐れおののいて欠席になっちゃったかな?
いは言うものの、後ほど真実が明らかに!!

昼食を終え待合室でしばらく待っていると、名前を呼ばれドクターの待つ診察室へ。
椅子に座るなりドクターが「結論から言うと、やはり『結石』です」と
「あ~ そ~うなんだ~」(←境すすむ風に)
その後は、レントゲンとCTの映像を見ながらの説明。
初めに結果を聞かされて納得したのか、安心したのかは知らないが、その後の説明中は見せられている映像に興味が湧いて、
これも、テレビドラマでしか見たことがなかったので関心仕切りで、特にCTの映像ってすごいな~ なんて思いながらワクワクしちゃってました(笑)

でも、チャンと今回の症状をまとめておくと、腎臓から尿道に出てすぐのところに3ミリ位の結石があるようで、こいつが痛みの原因だって!!
小さすぎるので、初めのレントゲンでは映らなかったのがCTで造影剤撮影をしたら判明したとのことであった。
「手術が必要なほどの大きさではないので、水分をたくさん取って自力で出して下さい」だって。
「時には細い場所を通る時に痛みを伴うので、そんな時は痛み止めの座薬で対処してみてください」との事。

そんな、一日で起こった七転八倒日記でした。

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