いよいよ、注射針とご対面(笑)
はい。
先ずは、説明からですね~ と言われ、色々諸注意やら質問を受け、では同意書にサインを!
うぉ~ これもドラマで見たことのあるシーンだ~ と思いながらサイン。
次に
「衣服に金属がついているのダメなのでこれに着替えてくださいね~」と言って、着替えを渡される。
着替えを終えて戻って来ると、では、腕まくりをしてくださいね~
針が入れられるモリモリの血管を探しますね~
「モリモリ血管!!」なかなかユーモアのある看護師さん、思わ和んでしまった。
でも、この後は嫌いな注射針が…(涙)
では、左腕を見せてくださいね~
ん~~ モリモリ血管がありませんね~
右腕にしましょう!!
もうここまでくると素直に従うしかないので「ハイ!」自分ながらとってもいいお返事でした(笑)
そしたら、
あったあったとニコニコ顔の看護師さん。
そのニコニコ顔とは裏腹に…
あ~っ! 針を刺される時が確実に近づいてきている(涙)
ここでも、あの、ささやかな慰めの言葉。
「チョッとチクッとしますからね~」
「チョッと」じゃ無いでしょう~
あ~ 思わず体が強張り、顔を背ける。
そして、とうとうその瞬間が・・・
心の中で
「イテー!!」
と叫ぶ。
次の看護師さんの言葉が何とも…
「あっ♡ 逆流がチャンとあった!!」
「ぎゃくりゅう??」
何かと思って、針が刺さっている左腕を見ると、刺した針先に繋がった管に僕の血液が逆流しているではないか(驚)
幸い、針が刺さる痛みは嫌いだが「血を見る」のは平気なので、「お~」と思っただけなのだが、「血」を見るのが嫌いな人は卒倒するのかな~??
確か、知り合いに「血を見るのがダメ」ってのが居たように思う。
話を戻すが、針に繋がった管の中にはもともと生理食塩水が入っていたようで、その水を押し戻すように血液が管の中に入ってきていたのだが看護師さんの次の言葉が良かった。
「じゃぁ~ 戻しますね~」
注射器の「押し子」で逆流して出てきた血液を押し戻していったのである。
もう、この段階では、針を刺した時の恐怖は消え去り、なんだか自分の血液が管の中を行ったり来たりしているのが面白くただただ成り行きを見守っていたような気がする。
一通りの事が終わると、注射器がつながっている器具のコックを閉め注射器を取り外し、管を腕にテープで止め、これで造影剤を投入する為の準備が完了したようである。
そして、腕に針が刺さったまま、CT室へ Go!!
次回は、いよいよCT室へ・・・
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